2015年11月4日水曜日

埼玉県立川越工業高等学校がギネス世界記録に認定されたよ

埼玉県立川越工業高等学校がギネス世界記録に認定されたよ!って

パナソニックエボルタはこういうのよくやってるよね

乾電池を動力源に、埼玉県立川越工業高校の生徒が製作した「電車」が3日、由利高原鉄道(由利本荘市)の前郷―矢島駅間往復22・615キロを完走し、
「乾電池で走る車両が線路上を走行した最長距離」のギネス世界記録に認定された。

 動力源は家電大手パナソニックの単1形「エボルタ」600本。鉄や合板でできた車両は、長さ4・1メートル、幅1・5メートル、高さ2・9メートルで、重量は1・1トン。「エボルタ電池鉄道」のヘッドマークを掲げ、生徒やギネス認定員ら9人を乗せて午後0時32分に前郷駅を出発した。

 電圧が30ボルトの電車の平均時速は8・1キロ。上り坂や踏切では3キロに落とし、雨がぱらつく子吉川沿いをゆっくりと進んだ。矢島駅で折り返し、ギネス登録の条件とされた20キロ地点を午後3時ちょうどに通過、市民の歓声と拍手に迎えられ、同19分、前郷駅のホームに滑り込んだ。

 ギネス認定証を渡された生徒たちは、ハイタッチで喜びを分かち合い、「やったぞ」と何度も拳を突き上げた。最後に運転した同校電気科電車班長の3年槻木沢拓海さん(18)は「ガンバレという沿線の声援に涙が出た。支えてくれた周りの人に感謝したい」と目頭を潤ませた。

 車両の設計と製作は電車班が担当し、デザイン科の生徒らが車体をデザイン。今年4月から記録挑戦の準備を進めてきた。

 学校と同じ埼玉県川越市に自宅がある由利高原鉄道の春田啓郎社長は「当社の線路を選んでくれたことを誇りに思う。これからもイベントに工夫を凝らし、人が集まる鉄道にしたい」と語った。

 沿線やホームには、鉄道ファンや地元の人たちが大勢詰めかけ、カメラを向けた。

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